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2009年8月24日月曜日

両輪の魔法


二隻の舟の歌詞
時は 全てを連れてゆくものらしい
なのに どうして 寂しさを置き忘れてゆくの
いくつになれば 人懐かしさを
うまく捨てられるようになるの

難しいこと望んじゃいない
有り得ないこと望んじゃいない

時よ 最後に残してくれるなら
寂しさの分だけ 愚かさをください

おまえとわたしは たとえば二隻の舟
暗い海を渡ってゆく ひとつひとつの舟
互いの姿は波に隔てられても
同じ歌を歌いながらゆく 二隻の舟

時流を泳ぐ海鳥たちは
むごい摂理をささやくばかり
いつかちぎれる絆 見たさに
高く高く高く

敢えなくわたしが 波に砕ける日には
どこかでおまえの舟が かすかにきしむだろう
それだけのことで わたしは海をゆけるよ
たとえ舫い網は切れて 嵐に飲まれても
きこえてくるよ どんな時も

おまえの悲鳴が 胸にきこえてくるよ
越えてゆけ と叫ぶ声が ゆくてを照らすよ

おまえの悲鳴が 胸にきこえてくるよ
越えてゆけ と叫ぶ声が ゆくてを照らす

難しいこと望んじゃいない
有り得ないこと望んじゃいないのに

風は強く波は高く 闇は深く 星も見えない
風は強く波は高く 暗い海は果てるともなく
風の中で波の中で たかが愛は 木の葉のように

わたしたちは二隻の舟 ひとつずつの そしてひとつの
わたしたちは二隻の舟 ひとつずつの そしてひとつの
わたしたちは二隻の舟

1人で生まれて来たのだからの歌詞
ジャスミン もう帰りましょう もとの1人に すべて諦めて
ジャスミン もう帰りましょう もとの1人に すべて諦めて

人が1人で生まれて来ることは 1人きりで生きてゆくためなのよ
1人きりで生まれて来たのだから 1人でいるのが当たり前なのよ
2人でなければ半人前だと 責める人も世の中にはいるけれど
ジャスミン もう帰りましょう もとの1人に すべて諦めて
ジャスミン もう帰りましょう もとの1人に すべて諦めて

1人で働いて自分を養う一生
THAT'S ALL それで終わり けっこうなことじゃないの
誰とも関わらなければ 誰も傷つけない
THE END それで終わり とても正しいことじゃないの

ジャスミン もう帰りましょう 1人暮らしのあのアパートまで
ジャスミン もう帰りましょう 1人暮らしのあのアパートまで

淋しくなったら両手で耳をふさいでみる
去ってゆくすべてのものに前もって手を切って
どこへも去らない私がいるのを確かめる
私の声が私を呼ぶのを聞く

ジャスミン淋しくないわ もとの1人に戻るだけだもの
ジャスミン淋しくないわ もとの1人に戻るだけだもの

誰とも関わらなければ 誰も傷つけない
THE END それで終わり とても正しいことじゃないの
1人きりで生まれて来たのだから
1人でいるのが当たり前なのよ

ジャスミン淋しくないわ もとの1人に戻るだけだもの
ジャスミン淋しくないわ もとの1人に戻るだけだもの
ジャスミン

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