世界の名物 ― Tren a las Nubes アルゼンチン

‘雲行き列車’と呼ばれるアンデスの山の尾根を走るルートがアルゼンチンにあるらしい。
アルゼンチンへは私は行った事が無いが、荒涼とした風景を走る列車は日本の緑豊かな車窓を見慣れた者にとっては異世界であり、興奮するに値する風景だろう。

素晴らしい風景。

恐らく普段の日常などで観る事のない風景に出会ったときにそんな様な感覚を覚えやすいんだろう。
新鮮な感覚ほどファンタスティックに捉えやすい。
初体験は良いもんだ。
アルゼンチンの方はニッポンの緑豊かな山並みを観たらワクワク・ドキドキするんだろうな～。
そういう話だ。

サルタという町から往復４００キロ、１６時間の観光列車。料金はＵＳで１００ドルらしいのでお得な旅だ。
高山病にそなえて医師も同行しており酸素マスクも完備している。
ちょうどチベット―ネパールのヒマラヤ越えのバス路線もそんな感じだ。水分と油分を沢山とる対策は必須だ。

話は飛びまくるが市町村が企画運営しているミニ観光ツアー等は日本でも他国でもお得なものが多い。
細かな見所などにも対応していて個別で廻るよりも便利で良いものが多い。
それから１人旅なんかだとかるーい人との接点が広がるという意味でも個別で組んだ旅程内で別のツアーに参加するのはパックツアー的なお手軽でラクチンかつ合理的な旅の良さも味わえることを考えるとたまには利用するのも吉である。