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2008年9月23日火曜日

吉野のラスタファリズム堪能 ― 河童祭り


日曜に前日の仕事の不具合を残さずに徹夜でヤリ修めそのまま不眠不休で車を走らせたのは毎度おなじみの大和国は桧原さんです♪
神聖な土地に不似合いな2人プラス当然神聖な心持ちのワタシでお参りをして桧原御休処でグリーンティーとワラビ餅をよばれました。本日の最終目的地は吉野の宮滝だったのでお姉さまとの会話も早々に車で三輪へのTOURへ向かいました。(帰り際には少し早めのハロウィンチョコを頂きました♪)
まあ不似合いな2人にも霊性の匂いを感じることが出来ればと思った私が馬鹿チンでであったのは言うまでもありませんが不謹慎な2人を連れて三輪さんへもお参りさせて頂き朱印帳にもしっかり記して貰い・・・

さて、吉野は宮滝へと向かった訳は無節操な2人の生息地たるレインドッグスのファミリー‘C-RAG’兄貴が出演する野外ラスタイベント’河童祭り’を楽しむ為です。

天候が激しく変わる予兆はあったのですが着くなりいきなり雨に見まわれました~
土砂降りではないのですが典型的な山の天気で河童の神様が舞い降りすぎな匂いもしないではないが・・・
会場は若者のイチビッた飛び込みで事故にもなり問題になってる宮滝と言う場所で流れの速い河に大きな岩場がゴロゴロしているいかにも危なそうな場所の横にある運動場のようなとこでした。

入場証として腕にラスタカラーの紐を結んでいざ前へ前へ・・・
ザ~~ッと辺りを見回す。
う~~んやっぱりそんな感じの方たちで一杯だな~~。
そんな感じとは?ラスタファリズムな匂いです。まあよくは分かんないんですがね==
異質な感じは受けるのですが・・・見た目がねw

何も食べずにお昼到着だったもので腹が・・・グ===ッつ。
とりあえず毒見係のTOM君が好感触だった為、小賢しくモンゴルパンを頂く。空腹と相まって美味。
薄力粉でこねた物を薄く円形に延ばして油で揚げたものをベースにしてトマトやキャベツ、おからに何チャラてな感じでクレープ風に具材を巻いた食べものです。

うん!少し落ち着いたところでまたまたヒューマンウォッチング。
興味深そうな対象は沢山居るのですが外見以外の匂いに関しての強烈なものはそれ程スクリーニングされなかったりする。外見は腰までありそうなドレッド人や六尺もどきのふんどし姿やギャートルズに出てくるカーチャンの様な装いで子供おぶってる女性などetc・・・そこそこに不思議な人は居た様な・・・

数バンドの演奏を経て私たちのお目当てたるC-rag兄貴の演奏へ!
徹夜明けに車を飛ばしてきたせいか空腹が満たされると激しい睡魔が襲い掛かる~
少し腰を落としてステージを眺めながらなんだか懐かしいような音色が響いてくる。
‘なんか何処かで昔聞いたような・・・心地よい感覚’
と言うのは私はレゲエとは縁遠いばかりか音楽自体それ程強い思い入れを抱かなかったりするわけで・・・
ただ雑食に色んな音楽を聴き漁った時期は若かりし頃にあったような・・・
そん時も周りのそれぞれの音楽のジャンルに特化した友人などに薦められるままに聞いては流れ、流れては聞くの奥村チヨ状態。

駄目だ駄目だ~~眠い!眠い!眠い!
という事で対岸の公共施設の軒の縁側のような所でゴロっとお昼寝zzzzzzzzz
寝入り際にカメラで何枚か撮った写真を見て・・・フト思い立って撮影履歴を戻してみると若かりし二十歳の頃、私の腰まである長髪姿inネパールが!プリントしたものをデジカメで撮った涙ぐましいまでの行為に残尿感にも似た哀愁が・・・

もう1人の無節操な今回の旅の同行者のジャン君が開催した6月のレインドッグスでのイベントに参加していたガッタソウルさんという風貌からしてもうなんだかどこの人種なのか判別不能状態の人達が極原始的な木で組んだティピ風のテントの前で‘アイタルスープ’なるものを提供していたのだが到着時の12時の段階で2時間くらいまだかかるで~という事でC-RAGさん演奏終了後の3時にも行ったがまだ後もうちょっと~~
と・・・昼ごはんちやうヤン!ラスタファーラーイッ・・・な感じだったわけで起床後の5時半に再度挑戦!

アイタルスープというもの自体を知らなかったのですが‘バイタリティー’のバイタルから語源がきてるとかきてないとか・・・
レシピを聞き忘れて残念なんですがホンマに美味。3時間以上かかって煮込んでいるだけあってジャガイモやにんじん、金時豆、コーンやらなんやらかんやらが素朴な風味を出していました。正直なところこの食べ物を私が模索しているRD運動の食の柱にしたいな~~と思ってしまうほど野菜と豆が美味しく食べれるものでした!
金峯山寺の周辺でメンバーの何方かが確かお店をしているようなんで押しかけていって教えてもらおう~~!

そんなガッタソウルさんとバンドリーズさんの混合チーム???の河童プレイヤーズの演奏が終わる頃にはすっかり日は沈み闇の中にステージが浮かび会場に張られた結界の中にはフィナーレの護摩壇の準備が完了して、蔵王権現の修験の方達による法螺貝の鳴り響く儀式のなかファイアーダンスを踊る隠微な女性の舞。
各方位に向けて弓矢が放たれた後に護摩壇へ火が放たれる。
闇に浮かぶ火柱。お祈りが書かれた護摩木が投げ入れられる度に火柱は高く高く天へと舞い上がる。
失礼ながらそれ程レゲエ音楽を特別視していない私にとって今日一日のライヴなどの印象がすべて吹っ飛ぶ位の彼らが言うところのヴァイヴスを感じたのは正直なところです。皮膚の感覚は素晴らしい!

と横から無節操な2人の声が・・・‘これマックさん見てくださいよ~火柱に龍が見えませんか!写真撮ったら龍が映ってますよ!絶対ですよ~~’・・・あーーーなんて情緒感がない2人の同行者~底なしに馬鹿!まあ愛しくもある訳だが・・・


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