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2008年4月9日水曜日

家族の関係性― 常識のレクタングル

昔ネパールに1ヶ月ほど滞在したことがある。
インドのパトナからの国境越えのバスで小さい子供をつれた5人家族の日本人と一緒になった。
出発が遅かったので国境の町で一泊するスケジュールだったからその家族と夕食を共にしてお互いの今までの旅の話をがっつり話した。

その家族は長野に住んでいて楽器(ある太鼓)を旦那さんが作っていて同時にプレイヤーでもあったらしい。東京で音楽の活動をしていたときに知り合い演奏している姿に惚れてしまったそうだ~。
彼らの旅は末っ子の男の子がかなり重度の病気でそんな時ネパールでの演奏公演の話が舞い込んだので少し?足を伸ばして、かねてからの末っ子の願いの‘サイババに会いたい’を叶える為に当時日本でも有名だったサイババのいる南インドの町まで行った。私が出会ったのはその帰りのバスだった。

夕食が終わって‘うちの部屋でどう?ガンジャ?’と旦那さんから声をかけられた。断る理由jも無かったんでとりあえず遊びに伺いますって流れでお部屋へお邪魔した。

おもむろに大きなボングを取り出し葉を詰めていく。
・・・・・
当然周りには奥さんはおろか、小さいお子さんが3人がキッキッと騒いで遊んでいる。
‘エッ・・・お子さんがいてはるけど・・・’―私
‘あっ、うちね~ぜんぜん大丈夫やから。日本でもそうやから。子供には敢えて吸わさないけどぜんぜん隠すことでもないから。’
‘それからね僕、日本で「麻○○○○○会」って作って活動もしてるから’
・・・と旦那さんの言葉。

その晩、部屋へ戻りベットに横になった時はなんだか眠りになかなか就けなかったのは何がしのせいではない・・・はず

翌日、カトマンまで直行してそれぞれゲストハウスへ。
別れ際の夜のお誘い通りに訪ねると風邪で旦那さんは寝込んでいるらしく子供たちと奥様としばし談笑した。
少しまた悪い癖でネホリハホリと価値観を聞いていたような無かったような。そんなカトマンだった。

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