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2007年9月16日日曜日

世界のカリスマ-アフガニスタン-シャー・マスード

2001・9・11事件の2日前、アフガニスタン北部でアフガニスタンの星が堕ちた。
アハマドシャー・マスードは90年代のアフガニスタンがタリバーンの実効支配化にあった時代、アフガニスタン救国・民族イスラム統一戦線の重要ポストを歴任した民族のカリスマである。

タリバーンも上記団体もイスラム思想なのにどんな違いがあるかといえば,アフガニスタン固有の民族的な文化や風習、風俗などを寛容に受け入れつつ,イスラムの精神を国家に反映させていくという形の理想を抱いていたのがシャーマスードたちで,タリバーンはそういったバランスをとる形から生まれる矛盾にどこまでもストイックにイスラム精神を生活に当て嵌めるべく革命運動を起こし、実効支配するまでに90年代とおして拡大した。

ただ、なかなか定着するものでもなく次第に民衆心理から遠ざかったところでの理想主義陥り国際社会からの孤立をさらに深めていったのが前世紀末の話だ。
そんな中、シャーマスードたちはアフガンを彼らの立場から民衆へ開放するべく活動していたのだが志半ば、ジャーナリストを装ったアラブ人2人に暗殺されることとなった。

その後の国内の動乱を見ることは無かったが生きていたらどう感じただろう?アメリカ主義に。



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