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2009年5月31日日曜日

通り名って不思議 - 末広がりの八

少し前から慧仁を名乗ってる...が別に改名したわけでもない。

知人がやってる呑み屋に久々に顔を出して話してると彼はどうやら名前を変えたらしい。
といってもやはり戸籍を書き換えているわけではなく各種登録などで使う名前を変更しているようだ。
あまりそういった事は身の回りで一般的に聞かないので‘はーそういう事もあるんだな’と感じた。
彼ははっきり改名という言葉を使ってたので自身の中では名前を変えたとゆう意識があるのだろう。

でも私の慧仁もそんな感じのものなんだろう。
特別、銀行口座など各種機関への届出などで使う事はないし予定も無いんだが。

相手も特別いなかったわけだが自分の子供につける男子と女子の名前を思春期女子ばりに?ふと考えていた。
いろいろ空想しながら行き着いた男子の名前がいたく気に入り、自分が何か表現するときの名前にしようと勝手に盛り上がった。

慧仁は河口慧海という人物の名前からひらめきを得ている。
昔のお坊さんとも冒険家とも詐欺師とも呼べそうな堺の人間だ。
これと言った意味と言うより音の響きに文字を乗せていったものだったが、後から自分を取り巻く環境との付加的な関連づけがどんどん見つかっていって少し不思議な縁を感じた。

慧海はエカイと読むのだが私は‘エイカイ’だとずっと思っていて、慧の文字を使って音の響きの良さそうなモノを探してエイ‘サク’やら‘タ’やらをはめ込んだ結果エイ‘ト’に辿り着いた。
さてトはどんな文字をはめ込もうと考えた矢先に実は慧はエイでは無く‘エ’だとわかった。
駄目だこれならエトになってしまいなんともしまりが無いではないか。と...

かといって、慧がエなら‘エイト’で音を纏めるとすると残るは‘イト’ではないか...
おーさすがにイトはなかなか文字で探すのは厳しい状況だなとあれこれ考えていると見つかった文字。
‘仁’ジン。ですがヒトシとも使います。
仁とは任侠の世界で良く使われる仁義...では無く、遠く中国から派生した儒教の精神を表す象徴的な文字の一つです。
これを組み合わせたのが慧仁であって‘え・ヒト’であってエイトという音へと繋がったのでした。
末広がりの八。エイト。
起点からのTake off pointがえらく長く続いてなかなか離陸しないもんだ。

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