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2007年9月7日金曜日

イスラム建築の美の祭典-Aga Khan Award

写真はイエメン・ハドラマウト地方のレンガ造りの高層建築群でシバームの古代都市群。
アガカーン建築賞とは3年に一度表彰されるイスラム文化を象徴するような建築のプロジェクトに贈られる栄誉で、マレーシアで4日、受賞式が行われた。

世界遺産にも指定されているシバームの古代都市群の風化による崩壊を留める為の「旧市街再生計画」の復興プロジェクト等今年は9件の建築等が選ばれています。



その他には地球温暖化に配慮した設計で低エネルギー利用の熱帯高層建築として評価が高いシンガポールの28階建てMoulmein Riseや南北に分断されるキプロスにおいて南部・ギリシャ系、北部・トルコ系の両住民が協力して城壁に囲まれたニコシア(Nicosia)の歴史地区の再生を実現させたプロジェクト等に贈られた。
キプロス島は歴史的な背景が複雑で、トルコ系住民とギリシャ系住民の確執から南北に分断されるという少し悲しい現実が存在する。詳しくはWikkipedia等で調べてみて。

関連記事&サイト
Aga Khan Award 公式サイト
世界遺産リンク集-Wikipedia
NHK世界遺産の旅
シバームフォトギャラリー
ニコシア紹介サイト

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